牛丼チェーン店松屋が一部店舗で深夜料金の試験導入を始めました。
夜10時から翌朝5時までの間の注文が対象となり,最大10%の料金が加算されます。
導入した背景は何があるのでしょうか?
それによって利用者の反応はどういったのがあるのでしょうか?
深夜料金導入は人件費の確保が目的
大きな理由は
深夜従業員の人件費の確保をするためとなっています。
また労働基準法 37条4項で深夜の労働に関しては割増しで賃金を支払うことが義務付けられています。
なのでこの経費分も補填しなくてはいけないという理由もあると思います。
参照元 e-Gov 法令検索 労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)
先だって深夜料金を導入しているすき家の状況は?
同じように先に深夜料金を導入しているすき家はどうなのでしょうか。
ライブドアニュース https://x.com/livedoornews
こちらも同じように深夜の人件費の価格転嫁のための導入となっています。
同じく夜10時から翌朝5時までの間の注文が対象となっています。
商品の合計金額に7%を加算、
合わせて商品の値上げも行っていいます。
参照元 すき家 一部商品価格改定のお知らせ
先に深夜料金を導入して1か月たった状況はというと、客足は好調であると報告が上がっています。
参照元 Asagei Biz 深夜料金を導入した「すき家」の客足好調でファミレス深夜営業も続々復活か
深夜料金導入しての客の声としては
仕方ない(大半の意見)
提供してくれるだけでもありがたい
深夜手当があるのだから深夜料金があってもいいのでは
値上げはキツイ
肯定的な声が多い印象を受けます。
またすき家の深夜料金の導入に関してのニュースもありました。
TBS NEWS DIG Powered by JNN
すき家で深夜料金導入…「賃上げしないと人材争奪戦に負ける」と専門家 街の声「時給上がってますし」「まあ仕方ない」|TBS NEWS DIG
私の意見といたしましては、最近のエネルギー高騰、人材不足、また深夜営業という特殊な形態を考えると致し方ないのかなと感じます。
このライバルの動向を見て松屋も実施にふみきったのではないかと思います。
まとめ
深夜料金を導入することによって
メリット
一番の目的である深夜帯の労働者の賃金を上げることができ、働き手の確保がしやすい可能性が出てきます。また最近のエネルギー高騰による様々なコスト増加の補填に充てることができることも大きいですね。
デメリット
利用する消費者の負担が増えるため利用者が減少する可能性があります。また価格競争でも不利になるかもしれず、他の深夜営業の飲食店に流れることもあり得ます。
なので、 深夜料金導入については、消費者と従業員の両方の視点を考慮することが重要ですよね。
どの程度の料金設定が適切であり、どのように告知して利用者の理解を得るかが問題となります。
皆さんの意見はどうでしょうか?
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